【桜の季節と万成石】

亀城公園の桜も咲いてきましたね！
桜と言えば、唐原石や万成石も桜の花びらを連想させる様な石目です。
特に万成石は色が独特の桜色！
この地域の墓地でも時々見かけます！

万成石は2015年に丁場に行っており、その時の丁場の写真をいくつか載せます。
丁場は本当にびっくりしたのですが、岡山駅の近くなんです。
色々な丁場へ足を運びましたが、これ程都会にある丁場は珍しいです。
この日は、あいにくの雨で丁場の採掘はしていませんでしたが、
採掘元である㈲武田石材 高橋社長と採掘方法、採掘量などの丁場の事や
万成石の色が独特で大学の研究者が調査に来た話など、とても勉強になりました。
因みに高橋社長とは展示会などで1年に1回は顔を合わせて話します。
採掘している方と話す事は、その時の丁場の状況や石のコンディションなどを
把握するのに、間違いがありませんので、とても大切な事です！
日本全国を探しても万成石の様な桜色の石材はありません。
独特の色合いですが、日本人と桜色、好きな人は好きな石材だと思います。
本磨きで石塔に加工するのはもちろんですが、敢えて加工しないで、
地の石を出した自然墓でオンリーワンの石塔を作っても面白いですよね。

※自然墓を作る時は直接丁場へ行き選んで頂く事も可能です。

万成石　丁場　2015年撮影

雨により採掘はしていませんでした

岩肌も桜色

ひとつとして同じ物はない自然墓

石には色々な表情がありますね

 採掘元 高橋社長