【刈谷市　昭和7年の石塔の直し工事】

９寸角の石塔なので普通の石塔より一回り大きいです。

機械がほとんど無いような時代のお墓を直す時は当時の職人さんの大変さが分かります。

現代だと機械で切るだけの加工も、叩いて叩いて仕上げていくので、四ツ石の中側や

各部材の裏側はゴツゴツしていたり、磨き加工も自動研磨機が無い時代なので、

本当に手間と時間がかかっています。

据直す施工も全て接着は免震ボンド、上台とサオ石の下には免震パッド絆を入れて、

地震対策していきます。古い石塔も現代の技術で地震に強いお墓になります！

据直した後は、８５年分の汚れを取っていきます。

クリーニングをすることで、水垢や四ツ石に付いている苔などが取れて、見違えるほど

キレイになります。

花立を取り付けて完成です。